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お知らせ情報

第2回特別環境部会を開催

実質的な新技術の紹介について
〜廃プラスチック処理施設における化学物質による環境問題について〜


 廃プラスチックを含む不燃物の圧縮施設において化学物質の発生による周辺住民の健康障害が発生し、平成9年頃に杉並病として社会問題になったことは記憶に新しいことです。
 当センターでは、将来の廃プラスチックリサイクルの拡大に伴って同じような環境問題が発生する可能性を懸念し、平成13年頃から情報を収集とともに勉強会を開催し、平成15年10月に第14回廃棄物学会研究発表会で「杉並病を事例にした環境汚染に関する一考察」と題して廃プラスチック由来の化学物質問題について検討し、発表した。その後、容器包装リサイクル法に基づいて白色トレーとPET以外の「その他の廃プラスチック」の分別収集が全国に拡大し、リサイクルが促進されています。
 しかしながら、プラスチックリサイクル施設周辺における「杉並病」にみられる健康被害の発生を懸念する住民による建設反対運動が激しくなり、町田市や多摩市をはじめ覚知で施設建設に対する反対が活発化しています。関西においても、寝屋川市内に建設された廃プラスチックリサイクル施設の稼動に伴い周辺住民が健康不調を訴え、操業停止などの裁判が提訴され、係争中です。この問題については、昨年度の168回国会でも取り上げられその内容を「環境施設」NO.110号(H.19.2)において紹介したところです。
 このような社会状況を勘案して、当センターでは、平成20年3月に特別環境部会を開催し、寝屋川市における廃プラスチック由来化学物質による裁判及び廃プラスチック圧縮時における化学物質の発生状況と活性炭による処理効果(専門委員会報告書)、あるいは化学物質に関する規制、基準やVOC測定の問題点などについて小セミナーを開催して勉強したところです。
 今回は、総会前の時間を利用し、化学物質の除去に効果的な活性炭バネフィルタ光触媒について専門的な立場からの技術紹介をしていただき、廃プラスチック由来の化学物質対策の一助となる内容を取り上げました。

下記要領にて第2回特別環境部会を開催いたしました。

日時:6月3日(火)10:00〜15:10
場所:京大会館
技術発表:
@廃プラ由来化学物質の発生と対応〜化学物質の活性炭処理の事例と課題〜
                                   -------------------------鍵谷 司
A活性炭処理の効果と応用 ------------------------日本エンバイロケミカルズ(株)                
Bバネ式ろ過機の機能と実用性  
      --------------------------パワーシステム(株)・(株)モノベエンジニアリング
C光触媒による化学物質の処理と現状   ------------------------------盛和工業(株) 
D中小規模事業所の地球温暖化対策事例の紹介 ------------中外テクノス(株)



2008年06月03日